フレール西経堂ニュース第159号より抜粋

フレール西経堂ニュース第159号より抜粋


■避難所宿泊体験訓練無事終了
  皆様に日頃心がけて戴きたいことをお伝えします。



 10月18日(土)午後5時から翌19日(日)午前7時、区立希望丘小学校校庭及び体育館にて、避難所宿泊体験訓練を実施。先だって午後4時から医療救護所訓練も実施されました。

 昨年までフレール西経堂自治会が担当自治会として運営されていましたが、今年より船橋葭根町会も担当自治会に加わりました。世田谷区役所の職員も多数宿泊しました。

 周辺のマンションにお住まいの団体が管理人の引率のもと参加されたようですが、この訓練に対し、事前に委員会にも出席しておらず、状況だけを見聞きし、聞きかじったことがそのまま誤って広まると、とんでもないことになると懸念されます。例えば、発災時に避難所に来れば食糧や水がもらえる。怪我をしても医療救護所に指定されているから命が助かる。寝られる場所が確保できる等々の事柄が流布されないかということです。

 避難所に指定されていても、地域周辺の建物が倒壊し、火災の発生後延焼が防げず、住宅に住むことができない状況になるといったよほどの事態にならねば避難所は開設されません。

 また、医療救護所に指定されているといっても、備蓄されている輸液や薬品類は少量で、トリアージ(選別)作業が医師たちの主な活動になります。

 防災倉庫の備蓄品も、押しかけてきた避難民に応えるだけの十分な備蓄はありません。あくまで小さなお子様や高齢者等弱者対策としてだけです。


◇公助は最後

 行政は発災時直後すぐには頼りにはできませんし、動けません。最低3日後から1週間後の活動開始となります。


◇自助・共助が大切

 先ずは自助が大切です。1週間分の食料と水は必ず備蓄しておきましょう。
次は共助。住民同士が協力し、助け合うことが必要です。


◇火災を防ぐ

 フレール西経堂に居住されている方は、まず倒壊する家具からご自分の身を守り、身の回りの安全を確認して下さい。そして絶対に火事を起こさないことです。

 今回の23区自治会協議会とUR南すまいセンターとの懇談会で分かったことですが、各階に設置されている消火栓は火災発生時に消防署がポンプ車と接続しなければ水は出ず、災害発生時に消防車がすぐ駆けつけられる保証は一切ありません。

 消防車が来るまでは、各階の通路に設置されている消火器で初期消火に対応するしかないのが実情であり、居住者同士の協力でバケツリレーで消火にあたるしかありません。


◇住居が安全なら避難所へ行くのは不要

 ご自分の住まわれているところに家具が多少倒れていても何とか住める環境であるなら、避難所に移動する必要はありません。安全を確認してその場所に住み続けることが大事です。最悪、避難所までたどり着けるかもわからないのです。

 フレール西経堂の建物は、阪神大震災以降に建て替えられ、新建築基準法に則って建築されています。もしこの建物が崩壊するような事態になれば、生き抜くことすら難しくなるでしょう。


◇自然災害はいつ起こるか予測不能

 今年に入り、地震もさることながら、風水害による土砂崩れ、火山噴火等発生し、自然災害は枚挙に暇がありません。

 今回の避難所訓練は11年目を迎えましたが、3年7ヶ月前に発生した東日本大震災以来、多くの方の意識が変わったと思います。

 いざという時のために、防災・減災意識を高め、大切な御家族を守るためにも、普段からの準備を怠りなくして戴きたいと願ってやみません。

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